スズキ、上海モーターショーでコンセプトモデル「AUTHENTICS」を世界初公開
2013年4月22日 17:33
スズキは、4月20日から中国・上海市で開催されている第15回上海モーターショーにおいて、Cセグメントセダンのコンセプトモデル「AUTHENTICS(オーセンティックス)」を世界初公開した。「AUTHENTICS」は、中国で最大のボリュームを占めるCセグメントセダン市場に向けてスズキが提案する本格セダンのコンセプトモデル。
「AUTHENTICS」のデザインは、全高を抑えつつ、ロングホイールベースを採用することで安定感のあるAuthentic(本格的)なセダンスタイルを実現している。また、鋭いスポーティーなキャラクターラインとエレガントな曲面により抑揚のついたボディシェイプを特長としている。
スズキは、2014年末までに「AUTHENTICS」を基にした量産モデルを中国の合弁企業である重慶長安鈴木汽車有限公司で生産し、販売する計画。また、2013年末より同社で生産する中国仕様の「SX4 S-CROSS」を投入し、中国市場におけるスズキのシェア拡大を図る。
また、スズキは今回、同社の中国における合弁企業である常州豪爵鈴木摩托車有限公司が生産し、中国国内をはじめ日本や欧州などでも好評のロードバイク「GW250」(日本名:GSR250)にハーフカウル(小型風防)を装備した「GW250S」を世界初公開した。
ハーフカウルを装備することでよりスポーティーな印象にするとともに、高速走行などにおける防風効果を高めている。また「GW250」に対してハンドル位置を高くすることでより快適な乗車姿勢を実現している。スズキは「GW250S」を2013年6月より中国国内で販売開始するとともに、海外市場にも投入する計画。