トヨタ、上海モーターショーにワールドプレミア車3台を出展

2013年4月22日 11:47

 トヨタ自動車は、4月20日から4月29日まで開催される上海モーターショーに、新型ヤリスをワールドプレミア車として出展した。ヤリス及び同時に出展する新型ヴィオスは、昨年北京モーターショーで初披露したグローバル戦略車のコンセプトモデルをベースとした市販車であり、今年末より中国で生産・販売を順次開始する予定。

 また、今回ワールドプレミア車として中国専用モデルも2台出展。“云動双擎II(ユンドンショワンチンツー)”はトヨタ自動車研究開発センター(中国)有限会社(江蘇省・常熟市)が開発を進めているハイブリッドコンポーネントを搭載するクルマのコンセプトモデル。“TOYOTA FT-HT悦佳(ユエジャ)”は、中国の若い世代の顧客に乗ってもらうことを想定した6シーター車のコンセプトモデル。トヨタは今回の上海モーターショーにおいて、過去最大の展示ブース約4600m2に過去最多52台の市販車・参考出品車を出展している。

 プレスカンファレンスでトヨタの内山田竹志副会長は、「トヨタは、1964年にクラウンの第一号を中国に輸出し、以来50年間、トヨタは中国の皆様と手を携えて歩んできた。2005年にはプリウスの生産を海外で初めて開始した。これからの50年も中国に根付いたトヨタとして中国に貢献していきたい」と述べた。

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