第2回将棋電王戦、第5局はGPS将棋の勝利。コンピューターがプロ棋士に勝ち越す

2013年4月21日 11:30

第2回将棋電王戦の最終局となる第5局が20日に行われ、102手でGPS将棋が三浦弘行八段を破った(第2回将棋電王戦 対戦結果マイナビニュースの記事日本経済新聞の記事ねとらぼの記事)。

GPS将棋は世界コンピュータ将棋選手権第19回および第22回で優勝した現在最強の将棋ソフト。今回は東京大学駒場キャンパスの600台以上のコンピューターを接続して勝負に挑んだ。1秒間に2億7千万局面を読むことができるという。三浦八段も順位戦でA級にランクされる現役最強棋士の一人で、最強ソフトとの好勝負が期待されていた。対局は先攻した後手のGPS将棋が優勢に進め、102手で三浦八段が投了。消費時間は三浦八段が3時間59分、GPS将棋が2時間7分。団体戦の対戦成績はコンピューター側の3勝1敗1分けで、コンピューターがプロ棋士に勝ち越した。 スラッシュドットのコメントを読む | テクノロジー | 人工知能 | ゲーム

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