日産、EV「リーフ」を値下げ 最低で約220万円から購入可能に

2013年4月19日 16:37

 日産自動車は19日、2012年11月にマイナーチェンジした同社の100%電気自動車(EV)「日産リーフ」の国内希望小売価格を、同日より改定すると発表した。今回の価格改定は2013年1月17日に公表したもので、ゼロ・エミッション社会の実現を加速させるため、顧客からの要望に応えて実施するもの。

 「日産リーフ S」の場合、車両本体価格は旧価格327万6,000円(税込)から新価格298万9,350円(税込)に改定され、28万6,650円の値下げとなる。さらに、前年度と同等の国の購入補助金(クリーンエネルギー自動車等導入促進対策費補助金、最大78万円)を受給できた場合、約220万円から購入可能となる。

 また、日産の関連会社であるオーテックジャパンは、今回の「日産リーフ」の価格改定にあわせ、同車をベースにした「ライフケアビークル」シリーズの国内希望小売価格を4月19日より改定する。

 「日産リーフ」は、走行中にCO2などの排出ガスを一切出さないゼロ・エミッション車として高い環境性能を有すると同時に、リチウムイオンバッテリーと電気モーターの搭載による力強く滑らかな加速性能、あらゆる速度域で高級車のような静粛性能、優れた重量バランスによる高い操縦安定性などが顧客から高い評価を得ている。昨秋のマイナーチェンジでは、一充電走行距離228km(JC08モード)の実現により利便性を向上させるとともに、手頃な価格の新グレード「S」を投入した。

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