大成建設、「建設ICT実験棟」と「クリーンテクノロジー実験施設」が完成
2013年4月16日 11:51
大成建設は、2012年7月より5年計画でスタートした技術センター(横浜市戸塚区)の施設拡充計画に基づいて、現在、順次研究施設の建設・増強を実施しているが、今回、予定施設の内「建設ICT実験棟」および「クリーンテクノロジー実験施設」が完成したと、15日発表した。
「建設ICT実験棟」は、劣悪な環境下での作業を無人化で実施し、また将来の情報化施工に対応するための研究開発拠点として、「クリーンテクノロジー実験施設」は次世代の電子デバイス、医薬品製造施設での省エネ、品質確保のための研究開発拠点として、それぞれ運用していく。
今後も大成建設は、施設拡充計画のうち先行して完成した「津波造波装置」や、2014年3月に完成予定の「ZEB(ゼロエネルギービル)実証棟」と併せ、新たな付加価値を生む研究・開発と技術提案力の強化に向けた活動を積極的に展開していく方針。