NEC、ブラジル・サルバドール市のスタジアムICTシステムを構築

2013年4月15日 12:24

 NECは、ブラジルでサッカースタジアムを中心としたスマートシティ開発やスタジアムのICT化に関するプロジェクトを相次ぎ受注し、着実に構築を進めているが、今回サルバドール市のフォンテノバスタジアムのICT構築を受注したと、12日に発表した。今回の受注は、2012年5月のポルトアレグレ市(グレミオスタジアム)、9月のレシフェ市(ペルナンブッコスタジアム)に続いてブラジルで3件目となる。

 同プロジェクトでNECは、音声、データ、映像を取り扱えるIPネットワークと無線ネットワーク等のICTインフラや、大型スクリーン等の全体的なシステム構築を担当している。これらのICTインフラを利用してスタジアム内の必要な情報伝達や表示、監視カメラを集中制御するセキュリティシステム、スタジアム管理システムや防災システムなどが実現される予定。更に同スタジアムでは、大型のスクリーンや数十台規模のデジタルサイネージを配備し、屋外広告や様々な情報表示に使用される。

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