更新プログラムの適用後、一部の環境でWindowsが起動しなくなる問題が発生

2013年4月13日 13:19

ex のタレこみより。Microsoftは10日に公開されたセキュリティー更新プログラム2823324を適用すると、一部の環境でWindowsが正常に起動しなくなる問題が発生していることを明らかにした(Technet Blogsの記事本家/.)。

この更新プログラムはMS13-036の一部として公開されたもので、Windows Vista/7/Server 2008/Server 2008 R2が影響を受ける。カスペルスキー製品の一部で、ライセンス認証が解除されてしまうという問題が発生することもあるようだ(RBB TODAYの記事)。現在Microsoftは2823324の配布を停止しており、問題発生の有無にかかわらず2823324をアンインストールするように求めている。すでに問題が発生してWindowsを起動できなくなった場合はシステム回復オプションで起動し、システムの復元を実行するか、コマンドプロンプト上で更新プログラムの削除を実行する必要がある(サポート技術情報)。

なお、Windows XP/8/RT/Server 2003/Server 2012では該当する脆弱性が存在しないため、もともと2823324は提供されていない。 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | マイクロソフト | バグ | Windows | IT

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