ブリヂストン、太陽光発電による売電事業を開始

2013年4月11日 18:56

 ブリヂストンは11日、同社の子会社でタイヤ製造設備の設計、製造、販売などを手掛けるブリヂストンプラントエンジニアリングが、新たに太陽光発電による売電事業を開始すると発表した。

 ブリヂストンの工場である彦根工場と佐賀工場の屋上に太陽光発電パネルを設置し、およそ970世帯分の年間電力使用量に相当する約3,500MWh/年の発電能力を持つシステムを導入する。総投資額は約10億円で、2013年中に発電を開始する予定。

 同事業は昨年から開始された「再生エネルギー固定価格買取制度」を活用するもので、ブリヂストングループの環境活動の方向性を明確にした「環境宣言」に掲げる「CO2を減らす」ための取り組みの一つ。ブリヂストングループは、企業が継続的に成長していくためには本業の中で環境に取り組むことが大切と考えており、同事業においてもブリヂストンのEVAフィルムを100%利用した太陽光発電パネルを使用し、「事業と環境の両立」を目指した活動を実施する。

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