『男が愛する時』ソン・スンホン、野生の魅力でお茶の間を魅了!

2013年4月11日 18:41

 ドラマ『男が愛する時』の主人公ソン・スンホンが、女心を揺さぶっている。

 ドラマスタート前に、「ビジュアルは捨てる」と宣言したソン・スンホンは、その宣言通り“野生の男”ぶりを十分に発揮しブラウン管を圧倒している。

 本作品で冷徹且つ寂しい男ハン・テサン役を熱演中のソン・スンホン。放送わずか2回でキャラクターの特徴を完璧に表現し、その輝くオーラで視聴者を魅了した。

 “韓国代表美男子”というタイトルを果敢に脱ぎ捨て、「ビジュアルは捨てる!」と宣言したソン・スンホンは、本作品でハン・テサンという人物のカラーを見事に表現している。冷たいほどの中低音の声と鋭い眼差しからは、ハン・テサンの凄絶だった過去と“失うこと”への恐怖心が感じられる。

 テサンは、寂しく荒々しい人生を生きてきた冷酷な人間ではあるが、自分を慕うイ・ジェヒ(ヨン・ウジン)、イ・チャンヒ(キム・ソンオ)兄弟とドング(ジョ・ジェリョン)には限りなく優しく、また義理深い性格だ。また、これまで誰からも愛された事がなく、孤独な人生を送ってきた彼だが、ソ・ミド(シン・セギョン)に出会い初めて愛というものを知る。

 メディアもまた“ソン・スンホンの再発見!”、“ソン・スンホンの演技に磨きがかかった!”、“ソン・スンホンの眼差し、お茶の間を掌握!”などの修飾語を並べソン・スンホンの演技を絶賛している。

 あるネットユーザーは、「『その冬、風が吹く』が去って行ったけど、『男が愛する時』のソン・スンホンが私の心を埋めてくれた!」などとコメントし期待感を表した。

 ソン・スンホンはインタビューで、「今までお見せしたハン・テサンのキャラクターは、氷山の一角に過ぎない」とし、「1、2話ではただのチンピラだったハン・テサンの過去に多くの人たちが憐れみと同情を感じたと言っていた。これからラブストーリーが始まるにあたって、彼の内面の葛藤が深まっていくことになる。またそれによる変化が劇的な面白みを加えてくれるだろう」と明かした。

 そして最後に、「ハン・テサンという人物を心に抱いて演技するつもり。視聴者の皆さんが、この世にたった一人だけの女性ソ・ミドに恋したハン・テサンの軌跡を一緒にたどり、切ないラブストーリーを鑑賞して下さったら嬉しい限りだ」と伝えた。

 なお、『男が愛する時』は、10日放送される第3話を通じてミドとジェヒのラブストーリーを描き、その後テサンが加わった三角関係を展開することによって更に張り詰めた緊張感を伝える予定だ。(翻訳:宮本りさ)

関連記事

最新記事