ソニー、液晶テレビ「ブラビア」シリーズの新製品を発表 色再現能力を向上
2013年4月11日 13:42
ソニーは11日、色再現能力を向上させた新開発の広色域ディスプレイ「トリルミナスディスプレイ」による広色域映像と、業界初採用の磁性流体スピーカーによるクリアで伸びのあるサウンドを組み合わせ、さらなる臨場感を実現した4K対応液晶テレビブラビア「KD-X9200A」シリーズ2機種(65V型、55V型)を発売すると発表した。発売日は6月1日。価格はオープンだが市場推定価格は「KD-65X9200A」が75万円前後で、「KD-55X9200A」が50万円前後。
同2機種は、様々な解像度の映像を美しい4K解像度の映像に変換する4K対応超解像エンジン(高画質回路)「4K X-Reality PRO」により、ハイビジョン放送やブルーレイディスクなどを4K解像度の映像で楽しむことができる。
今回ソニーは、4K対応ブラビアの1号機として昨秋発売した84V型に加え、より設置しやすいサイズで、画質、音質を進化させた2機種をラインアップとして加えることで、家庭での4K映像視聴体験の楽しみをさらに広げていく。
また、ソニーは、ブラビアのラインアップを一新し、「トリルミナスディスプレイ」を搭載したモデルなど4シリーズ8機種を発売する。発売日は6月1日。価格はオープンだが、市場推定価格は7万円前後から32万円前後。
デジタルハイビジョン放送、ブルーレイディスク、ネット動画など、テレビで視聴される映像コンテンツの多様化が進む中、55V型から32V型にいたるまで全機種に、進化したソニー独自の超解像エンジン(高画質回路)「X-Reality PRO」を搭載し、さらなる高画質を追求したほか、音づくりも強化した。
さらに、ネットワーク機能やモバイル機器連携面では、NFC搭載のソニーのXperiaスマートフォンやXperia Tabletをテレビのリモコンにタッチするだけでスマートフォンやタブレット端末の映像をブラビアの画面に映し出すことができるワンタッチミラーリング機能や、スマートフォンやタブレット端末をリモコンとして使用しながら、多彩なコンテンツをスマートに楽しめるアプリケーション「TV SideView(テレビサイドビュー)」にも対応するなど、様々なモバイル機器と組み合わせた新たなユーザー体験も提案する。