テラ:日本網膜研究所に対して総額1億円の出資を行うことを発表
2013年4月9日 17:30
■独立行政法人理化学研究所認定のベンチャー企業
テラ <2191> (JQS)は9日、iPS細胞を用いた世界初の再生医療の実用化を目指す日本網膜研究所(本社:福岡県福岡市)と出資に関する株式引受契約を締結し、総額1億円の出資を行うことを発表した。
日本網膜研究所は、独立行政法人理化学研究所認定のベンチャー企業であり、加齢黄斑変性などの、十分な治療法が無い失明疾患を治療することが可能となるiPS細胞由来の網膜色素上皮細胞移植の新たな治療法の研究・開発を推進している。
ヒトは知覚情報の8割を視覚から得ており失明すると日常生活を送ることが困難となるため、日本網膜研究所は、研究開発により患者の失明の恐怖を少しでも減らすことを目指している。また、この治療法は、2013年2月に厚生労働省に臨床試験の実施計画を申請しており、iPS細胞を用いた再生医療で世界初の臨床研究となると期待されている。
【出資の内容】 引受株数1,000株(普通株式) 割当て方法第三者割当 引受価額の総額1億円(1株当たりの発行価額100,000円) 払込期日2013年4月10日 (情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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