【銘柄フラッシュ】石川製作所やアサックスが急伸し新規上場のサンヨーホームズは堅調

2013年4月9日 16:26

  9日後場は、三菱地所 <8802> が大引け5.3%安、トヨタ自動車 <7203> が0.6%安、など、朝方高値に進んだ銘柄の中に軟化する動きがみられ、三井住友フィナンシャルグループ <8316> も1.5%安など、大手銀行株も軟調。

  日経平均連動型で利食い先行の様子もあり、ファーストリテイリング <9983> は3.7%安。ただ、材料株物色は活発で、大幸薬品 <4574> は鳥インフルエンザ関連人気が衰えず一時4日連続ストップ高となり大引けも17.7%高。不動産担保ローンのアサックス <8772> は24.3%ストップ高。ドリームバイザー・ホールディングス <3772> (東マ)とモーニングスター <4765> (JQS)は株式情報など回復の期待がいわれストップ高。

  防衛関連株は北朝鮮のミサイル動向を材料に高値更新が続出し、警戒システムなどの東京計器 <7721> は2.3%高ながら2008年来の高値、日本アビオニクス <6946> (東2)は16.3%高、発煙弾や核燃料再処理剤の細谷火工 <4274> (JQS)は21.4%高、機雷を製造とされる石川製作所 <6208> (東1)は27.0%高。

  本日、新規上場となったサンヨーホームズ <1420> (東2)は11時26分に公開価格700円の78%高の1250円で売買が成立し初値を形成。その後1266円まで上げ、後場は売買交錯となり、終値は950円。

  東証1部の値上がり率1位は前引けに続きアーク <7873> の27.2%ストップ高となり事業再生銘柄で下値不安小さく昨年5月急伸の際の信用期日接近の思惑とされて急伸、2位には石川製作所 <6208> が入り27.0%高、3位は図書印刷 <7943> となり3月下旬から異彩高のため昨8日から担保率引き上げなどの規制強化となったものの注力筋反骨と前引けの25.9%ストップ高を継続した。(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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