積水ハウス、ゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」を発売
2013年4月8日 19:07
積水ハウスは、政府が2020年までに普及を目指す「ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス(ZEH)」を先取りしたゼロエネルギー住宅「グリーンファースト ゼロ」を、4月8日に発売する。高い断熱性と最新の省エネ設備で消費エネルギーを大幅に削減し、太陽電池や燃料電池の創エネで「エネルギー収支ゼロ」を目指す。
「グリーンファースト ゼロ」は「アルゴンガス封入複層ガラス」「高断熱サッシ」を採用するなど、東北北部レベルにまで高めた「ハイグレード断熱仕様」と「高効率エアコン」「LED照明」などの省エネ設備を採用し、日射・通風配慮設計などのパッシブ技術を取り入れることで、快適に暮らしながらエネルギー消費量を大幅に削減。さらに、太陽電池や燃料電池による創エネで「住まい心地向上」と「エネルギー収支ゼロ」を目指す、2020年の暮らしを先取りするゼロエネルギー住宅。
高断熱化により大開口で自然と心地よくつながる「スローリビング」で、一年中ゆったり快適に過ごせる空間も提案する。さらに、災害時も安心な暮らしが継続できる蓄電池を加えたタイプもラインナップしている。
また、家庭内のエネルギーの「見える化」に加え、太陽電池・燃料電池の発電量や蓄電池運転状況などの「見守り」機能を備えたHEMS(Home Energy Management System)を標準搭載。オンラインで積水ハウスが運転状況をチェックして診断する安心仕様となっている。なお、3電池の「見守り」機能を備えたHEMSは業界で初めてとなる。
積水ハウスは、新築戸建住宅における「グリーンファースト ゼロ」の割合を2013年度は40%、2014年度には60%とすることを目指して普及を図る。