2013年ソウルモーターショー、最高賞に輝いたのは?

2013年4月5日 23:43

 ソウルモーターショー組織委員会が3日、乗用車、グリーンカー、コンセプトカーの3部門において「2013ソウル モーターショーを輝かせたベストカー」を発表した。

 乗用車部門ではルノーサムスンのQM3、グリーンカー部門ではBMWのi8、コンセプトカー部門ではヒュンダイ車のHND-9がそれぞれ選ばれた。

 今回の発表は、先月28日のプレスデーから31日までの4日間にソウルモーターショーを訪れた新聞、放送、ネット媒体、自動車関連専門紙、月刊誌などの内外信取材記者225人が投票に参加して選ばれた結果だ。

 乗用車部門のベストカーに選ばれたQM3は、今回のモーターショーにおいてアジアで初公開された新概念のクロスオーバーモデルで、ルノーサムスンの5回目の正規ラインナップ。韓国では今年下半期に発売の予定だ。

 グリーンカー部門のベストカーに選ばれたBMWのi8は、電気モーターと高性能3気筒内燃エンジンが結合、354馬力の最高出力と37km/lの燃費(ヨーロッパ基準)を同時に実現するプラグイン・ハイブリッド モデルだ。停止状態から100km/hまで5秒以内で到達するという加速の速さと4つの車輪が走行状況によって四駆システムのように駆動される。

 コンセプトカー部門のベストカーに選ばれたHND-9はヒュンダイがソウルモーターショーで世界初にお目見えした後輪駆動高性能スポーツコンセプトカーで、ヒュンダイの南陽(ナミャン)研究所でデザインされた9回目のコンセプトカーだ。

 後輪駆動プラットホームを土台に3.3リットルターボGDiエンジンと8段自動変速機が組み合わさって最高出力370馬力の強力な動力性能を発揮する。(翻訳:中島礼子)

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