『男が愛する時』ソン・スンホン、笑顔を封印「ビジュアルにはこだわらない!」

2013年4月4日 22:16

 俳優ソン・スンホンが、新ドラマ『男が愛する時』の放送スタートを前に野心あふれる宣言をして注目を集めた。

 ソン・スンホンは、3日スタートのMBC新ドラマ『男が愛する時』(脚本;キム・イニョン、監督;キム・サンホ)で主人公ハン・テサン役を熱演するが、そんな彼が、「ビジュアルにはこだわらない」と宣言したのだ。

 これまで様々な作品を通じて安定した演技力を見せ、視聴者の信頼を築いてきたソン・スンホンは、「今回のドラマでは、ビジュアルではなく、演技だけでテサンのストーリーを伝え、視聴者と共感したい」との意思を表明した。ソン・スンホンは、義理と裏切り、愛と友情など、視聴者が望む正統ラブストーリーの要素をふんだんに盛り込んだ同ドラマで真の演技を見せ、“俳優ソン・スンホン”の存在感を更に深く大衆の心に刻み込んでくれることだろう。

 またソン・スンホンは、「ハン・テサンは、ドラマ序盤では、口数が少ないほうだ。短答型のセリフや表情だけで表現しなければならない。言葉より表情、そして細かい仕草一つ一つに神経を使い、いかに暗くてクールなハン・テサンを表現するかに重点を置いた」と説明を加えた。

 制作会社側は、「ソン・スンホンが、彼のトレードマークである優しくジェントルな笑顔を封印するようだ。その代わり、母親に捨てられ、父親を亡くしたハン・テサンの痛みを胸の内に植え付けた。そしてそんな胸に抱きしめたいと初めて思う女性ソ・ミドに出会う。視聴者が、ソン・スンホンの演技を通じて、ハン・テサンという人物を心で感じることができたらと思う」と伝えた。

 ソン・スンホンの演技に期待が集まっている『男が愛する時』は、3日9時55分に放送される。(翻訳:宮本りさ)

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