セコム、東京・大阪に新「セキュアデータセンター」を今秋オープン
2013年4月4日 12:11
セコムは3日、同社のグループ企業で情報系事業を担うセコムトラストシステムズが、今秋10月と11月に東京と大阪に相次いで新しいデータセンターを開設すると発表した。
セコムは2000年12月から、インターネット社会の「安全・安心」を支えるため、物理的セキュリティと情報セキュリティの両面で最高クラスのセキュリティを誇る「セキュアデータセンター」サービスを提供してきた。昨年グループ入りしたアット東京が保有するデータセンターを含め、総床面積23万m2を越える国内最大規模のデータセンター事業者として、質の高いサービスを提供している。
今回セコムは、東日本大震災や今後発生が予測される南海トラフ地震を背景に、ますます旺盛な需要に応えるため、東京・大阪の2拠点に新たなデータセンター(合わせて最大1,500ラック)を開設する。特に大阪への進出により、アット東京を含めた首都圏の顧客のバックアップニーズに対応可能となるとともに、セコムのデータセンターサービスを関西圏の顧客へも提供できるようになる。
今回開設する「セキュアデータセンター」は、保有するデータセンターとネットワークで接続し、これまで同様にセコムが独自に提供する「情報セキュリティサービス」や「BCP・災害対策サービス」などの各種サービスを利用できるようにすることで、データセンター事業のより一層の業容拡大と価値向上を図っていく。