日揮、ロシアのLNGプラント詳細設計役務等を受注
2013年4月3日 10:46
日揮は3日、テクニップ・フランス社とジョイントベンチャーを組み(テクニップがリーダー)、JSCヤマルLNG社(露ノバテク:80%、仏トタル:20%の合弁会社)がロシアのヤマル・ネネツ自治区サベタで進めるLNGプラント新設プロジェクトの有償見積りおよび詳細設計役務等に係る発注内示を受けたと発表した。
同プロジェクトは、ロシアの独立系ガス会社であるノバテクが中心となり、ロシアのヤマル・ネネツ自治区サベタで年産1,650万トンのLNGプラントを新設する計画。
同プロジェクトにおいて日揮は、テクニップとジョイントベンチャーを組み、まず最初のフェーズとして年産1,650万トン(550万トン×3系列)のLNGプラントに係る有償見積り、詳細設計および一部長納期機器の調達役務を遂行する。
次のフェーズとして、同ジョイントベンチャーによる見積り提出、顧客による最終投資決定が行われた後に、同ジョイントベンチャーと顧客間でLNGプラント建設に必要な全ての契約を締結する予定。
同プロジェクトは、日揮にとって初のロシアでのプラント建設プロジェクト受注となる。世界最大の天然ガス埋蔵量を誇るロシアでは今後も多くのLNGプラントの建設が計画されていることから、日揮は同プロジェクトの受注を足掛かりにこれらプロジェクトの受注に向けて積極的な営業活動を展開していく方針。