三菱電機、メキシコFAセンターを開設 日系製造業向けサービスを強化

2013年3月25日 13:04

 三菱電機は、日系製造業の進出が著しいメキシコにおいてFA(ファクトリーオートメーション)製品のサービス体制を強化するため、三菱電機オートメーションメキシコ支店内に「メキシコFAセンター」を設置し、4月1日に業務を開始する。日系製造業向けサービスの強化と現地FAビジネスの拡大を図る。

 メキシコは、自動車産業や電気・電子産業をはじめとする製造業への積極的な設備投資や近隣諸国への輸出増加により堅調な経済成長が続いている。日系大手自動車メーカーと関連部品メーカーが今後の市場拡大に向けてメキシコでの生産体制整備に継続的な投資を計画しており、FA製品のさらなる需要増加とそれに伴う幅広いサービスニーズが見込まれている。

 メキシコにおける三菱電機のFA機器製品に関するサービスは、これまで米国の「北米 FAセンター」およびメキシコの現地代理店を通じて実施してきたが、今回、より高度で迅速なサービスを提供するため「メキシコ FAセンター」を設置する。FA製品に関する相談や顧客のエンジニア育成のサポートを日本語でタイムリーに提供できるようサービス体制を強化し、顧客満足度の向上を目指す。

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