日本通運、ダイセーエブリー二十四と低温物流事業で戦略的業務提携

2013年3月25日 12:19

 日本通運とダイセーエブリー二十四(本社:愛知県一宮市、以下エブリー24)は22日、国内外の低温物流事業における戦略的な業務提携契約を締結することで合意したと発表した。

 日本通運は、40カ国223都市(2012年12月末時点)に展開するグローバルネットワークを駆使し、多様化する物流ニーズに応える輸送サービスを提供しており、食品業界も注力領域の一つに位置付けている。また、エブリー24はチルド食品を中心とした24時間365日対応の低温物流サービスを主要事業としており、2011年5月にはバンコク(タイ)に現地法人「DAISEI EVERY24(THAILAND)CO.,LTD」を設立し、国内外における低温物流事業の拡大を図っている。

 両社は今回の業務提携による取り組みとして、まずは日本国内および上海における低温物流サービスを拡大するとともに、今後はタイ、インドネシアなど東南アジアの新興国や欧米における低温物流ニーズにも対応、さらに複数の温度帯による国際一貫輸送サービスの共同開発などより高次・広範囲なコールドチェーンの構築に取り組んでいく。

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