iPhoneの販売契約に関して、複数の通信事業者がEUに苦情

2013年3月24日 15:35

Appleの要求するiPhoneの販売契約が反競争的であるとして、EU域の携帯電話通信事業者がEUに苦情を提出しているそうだ(DailyTechの記事GigaOMの記事WSJ日本版の記事本家/.)。

苦情を提出しているのはフランスを中心とした複数の通信事業者。個々の契約内容は異なるが、一定の期間に販売すべき台数が定められており、達成できなければ不足分の買い取りを求められるといった条項が共通して含まれているという。そのため、各社は他機種よりもiPhoneの宣伝に力を入れることを余儀なくされているとのこと。ただし、この苦情は正式なものではなく、欧州委員会も正式な調査を開始してはいない。最近はAppleの市場シェアがあまり伸びていないことなどもあり、正式な調査が開始されるかどうかは不明なようだ。 スラッシュドットのコメントを読む | アップルセクション | モバイル | ビジネス | EU | アップル | 携帯通信 | iPhone

 関連ストーリー:
Appleと出版大手5社、独禁法違反の疑いで提訴される 2012年04月13日
欧州委員会、米 Motorola Mobility を独占禁止法違反で調査へ 2012年04月06日
Apple、iBooks Authorの使用許諾契約書を修正 2012年02月07日
欧州委員会、サムスンを独占禁止法違反で調査 2012年02月02日
iBooks Authorの使用許諾契約書、法律違反の懸念を招く 2012年01月27日
Appleに独占禁止法違反の疑い、数日中にも調査開始? 2010年05月06日
Apple、AT&TとのiPhone独占販売契約解消を発表するかも? 2010年01月26日

 

関連記事

最新記事