Firefox 22でのサードパーティーCookie仕様に米国の広告協会が文句を言う
2013年3月18日 17:49
あるAnonymous Cowardのタレコミより。近々リリースが予定されているFirefox 22ではサードパーティCookieのブロックがデフォルトになるが(/.J過去記事)、これに対し米国の広告団体Interactive Advertising Bureau(IAB)が非難する声明を出している(マイナビニュース)。
サードパーティCookieはWeb広告の管理に広く使われており、またユーザーのトラッキングなどに使われるケースも多い。そのためプライバシの観点からたびたび問題になっているが、IABの主張はサードパーティCookieをブロックすることでWeb広告が効果的に出せなくなり、結果的にWeb広告が衰退する、これにより大企業のように潤沢な予算を広告に出せない中小企業が打撃を受けるということだそうだ。
ただし、すでにSafariは同様の仕様がデフォルトになっているし、IEもCookieの受け入れを制限する方向になっている。
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