中古リアプロテレビで作るお手軽ソーラ・システム
2013年3月15日 19:28
あるAnonymous Coward 曰く、 英国の職人グラント・トンプソン氏は、ゴミ捨て場にある壊れた古いテレビを使って太陽電集光装置を作り出す方法を考えついたとのこと。条件は、古いリアプロジェクションテレビで合成レンズ「フレネル」を有しているタイプであること。大型のリアプロジェクションテレビの画面部分を取り外し、内側のフィルタを外して脚立のようなフレームに取り付けただけという簡単な作りになっている。あとは日光を当て、某アニメのソーラ・システムのように太陽光線を集中させて焦がすだけ。焦点部は1000度まで加熱できるらしい。
実験動画ではコンクリートや亜鉛硬貨を融解させてどろどろにしたり、ソーセージを焼いたり、瓶の中の水を沸騰させたりしていてするなどと凶悪なものとなっている。お約束だが職人は、「こうした実験は、怪我をしないよう、大人の立会いのもと、十分な準備の上で行うこと」と警告している(The Voice of Russia、The Daily Mail)。
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