ALSOK、メガソーラー事業者向けリスクコンサルティングサービスを提供開始

2013年3月15日 12:18

 綜合警備保障(ALSOK)は14日、NKSJグループのリスクコンサルティング会社であるNKSJリスクマネジメントとコラボレーションし、メガソーラー(大規模太陽光発電所)事業者向けリスクコンサルティングサービスを提供開始すると発表した。

 メガソーラー事業へ参入した事業者を対象に、ALSOKの警備システムを導入済または導入予定のメガソーラー施設について防火および防犯対策状況に関するリスク診断を行い、所定の条件を満たした場合に「安全証明書」を発行するリスクコンサルティングサービスの提供を3月15日から開始する。

 再生可能エネルギー事業は、国民の関心も高く事業の健全な発展が望まれており、そのためには様々なリスクに備えた安定的な事業経営が不可欠となっている。また、メガソーラーの先進国である欧州ではパネルの盗難リスク等が顕在化しており、日本国内においてもメガソーラーの敷地内に警報装置導入を検討する事業者が増えてきている。

 メガソーラー事業者に対し、これまでALSOKは防犯カメラや異常発生時にガードマンが駆けつける機械警備システムなどのサービスを、NKSJリスクマネジメントは事業運営における主に自然災害リスクを抽出・評価する診断サービスなどをそれぞれ提供してきた。

 このような背景のもと、今回ALSOKとNKSJリスクマネジメントはメガソーラー事業者向けリスクコンサルティングサービスでコラボレーションすることを決定した。

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