ロード・ブリティッシュことリチャード・ギャリオット氏、新作ゲームへの出資を募る

2013年3月13日 07:00

あるAnonymous Coward 曰く、 Ultimaシリーズを手がけたことで知られるゲーム開発者リチャード・ギャリオット氏が、新作ゲーム「Shroud of the Avatar: Forsaken Virtue」の制作を発表、出資者をKickStarterで募集している(4Gamer)。

 Ultimaという名称に関する権利はEAが所有しているためUltimaシリーズではないものの、その流れを汲む新作になるという。MMORPGではないが、他プレイヤーとのネットワーク経由での交流要素は存在する模様。募集金額は100万ドルで、すでに80万ドル近い出資を集めている(KickStarterのページ)。

 ちなみに、出資額に応じて対価を得る権利が得られるが、最も低い10ドルの出資の場合「いままでUltimaシリーズの海賊版を利用したり、Ultima Onlineでexploitを使って他プレイヤーを陥れたとしても許されます!」とのこと。また、25ドルでゲームのダウンロード権&アルファ版/ベータ版のプレイ権が付与されるらしいので、このあたりからが現実的なラインか。ファンなら「Founder」というゲーム内称号や出資者限定Webサイトへのアクセス権が提供される60ドル、限定アイテムが貰える100ドル以上もアリなのかも。

 ちなみに最高額である「10,000ドル以上」の出資を行うと、リチャード・ギャリオット氏に実際に会って彼の貴重なコレクションを拝めるうえ、Ultima関連のレアなコレクターズアイテムが貰えるそうなのだが、これについてはすでに全枠が埋まっている模様。

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