日立の電力システム関連新会社の社名が「日立パワーソリューションズ」に決定

2013年3月11日 12:10

 日立製作所は11日、2012年10月5日に発表した、日立の電力システム社を構成するグループ会社である日立協和エンジニアリング、日立設備エンジニアリング、日立エレクトリックシステムズの3社と日立エンジニアリング・アンド・サービスを2013年4月1日付で合併することに関し、発足する新会社の社名と取締役社長を決定したと発表した。

 新会社は2013年4月1日をもって「株式会社日立パワーソリューションズ」として発足し、取締役社長には日立GEニュークリア・エナジー副社長兼日立事業所副事業所長の小田篤氏が就任する。4社合併による経営資源の集中により、国内外の多様化する市場への競争力を高め、エネルギー・社会インフラ分野におけるエンジニアリング・サービス・製品システム力を強化する。

 今後日立パワーでは、電力システム社をはじめ、日立の社会イノベーション事業の関連事業所が集中する茨城県を中心にインフラシステムグループ関連事業(インフラシステム社、交通システム社、都市開発システム社)とも事業連携を強化していく。

 また、同時に、現在福島県を中心に行われている事故復旧対策や除染などでも活躍が期待される遠隔操作ロボットをはじめとして、同社固有の技術を活かした強い自主製品・事業の創出を図っていく予定。

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