GoogleがWebMについてMPEGのライセンスを取得

2013年3月8日 19:26

bero 曰く、Engadgetによると、GoogleとMPEG LAがVP8規格のライセンスについて合意したという。VP8や旧VPxの動画圧縮に必須である「可能性のある(may be)」技術について、Googleがライセンスを取得したという。

 かつてMicrosoftがWindowsMedia(VC-1)をロイヤリティフリー(もしくはMPEGより安価)と発表したものの、結局MPEG特許をベースとしてることが明らかになったが、同様のオチになった模様。

 ffmpegのソースを見るかぎりどこが特許に当たるかわからず、基本アルゴリズムはどう見てもMPEGと同じだろと思えたので、想定通りのオチ。

 『VP8や旧VPxの動画圧縮に必須である「可能性のある」(may be) 技術』ということは、WebM(VP8ベース)が出る前にロイヤリティフリーの動画フォーマットと目されていたOgg Theora(VP2ベース)もまたMPEG特許に触れている可能性もある。

 スラッシュドットのコメントを読む | ITセクション | テクノロジー | Google | パテント

 関連ストーリー:
Mozilla、Firefox で H.264 をサポートへ 2012年03月22日
YouTube、今後全ての新規動画をWebMに変換 2011年04月21日
MPEG LAがVP8の必須特許を募集中 2011年02月19日
「WebMはエスペラント、Theoraはクリンゴン語、H.264は英語」と皮肉るMS関係者ブログ 2011年01月13日

 

関連記事

最新記事