コーセー、インドで化粧品製造・販売へ 現地に合弁会社を設立

2013年3月7日 10:56

 コーセーは6日、インドの製薬メーカーであるエルダー社と現地に合弁会社を設立することで合意したと発表した。これによりコーセーは、インドにおけるビジネスを見据え、現地での化粧品製造・販売に向けた準備を開始する。

 今回提携を結ぶエルダー社はインドで上場している製薬会社で、品質面での信頼性が高く、すでに医薬品の製造のみならず高品質なヘルスケア製品や化粧品などの製造と販売の実績もあることから、スムーズな展開が可能と判断した。付加価値の高い化粧品づくりと技術力を強みとするコーセーと、現地の市場を熟知し、インドにおいて強い販売網を持つエルダー社が戦略的に提携することで相乗効果も期待できる。

 両社は、日本の繊細で高度なテクノロジーとインド女性が求める普遍の美を融合させた新たな商品を開発し、インド市場で展開する。新会社設立後の2社の分担や具体的な販路、商材、ブランドなどについては今後詳細を検討していく。

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