SGホールディングス、全国の物流施設で太陽光発電 発電規模は最大18.3MW

2013年3月5日 12:32

 SGホールディングスは4日、グループ不動産事業を管理・統括するSGリアルティにおいて、グループ保有資産を活用したクリーンエネルギー供給事業を2013年4月より開始すると発表した。

 同事業では、東北から九州で所有するSGホールディングスグループの物流施設屋上に太陽光発電パネルを設置し、発電する。2013年4月より電力供給を開始し、年内には78ヶ所で最大18.3メガワットの発電規模となる見込みで、年間発電量は約4,700世帯分の年間電力消費量に相当する。同規模を自然エネルギー以外で発電した場合の二酸化炭素の排出量は約9,600トンと想定され、太陽光発電することで削減される見込み。

 なお、今回使用する太陽光パネルは、ソーラーフロンティアが宮崎県の工場で生産する国産のCIS薄膜太陽電池で、高い環境意識で設計・生産されていること、および実発電量の実績を評価して採用した。

 最初に導入するのはSGリアルティ柏A棟(千葉県柏市)で、2013年4月から発電を開始する。その後1都1府29県の計78施設(九州20ヶ所、四国4ヶ所、中国7ヶ所、関西7ヶ所、中部18ヶ所、関東19ヶ所、東北3ヶ所)で電力供給開始を予定している。また、今後も新たに建設する施設や発電効率の良い地域について検討していく。

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