【銘柄診断】桧家HDは連続最高純利益・増配をテコに11年高値目指す

2013年3月1日 12:17

<銘柄ウオッチ>

  桧家ホールディングス <1413> (名2)は、15円高の1130円と3日続伸し、今年2月12日につけた昨年来高値1179円に肉薄している。今12月期業績の連続過去最高純利益更新、連続増配から超割安株買いが増勢となっており、高値抜けから2011年10月高値1255円への直行展開も有力である。

  同社の業績は、前期業績が、前々期比33%増収、10%経常増益、13%純益増益と続伸して着地、今期も、売り上げ600億円(前期比15%増)、経常利益50億円(同10%増)、純利益29億円(同18%増)と予想、純利益は、連続して過去最高を更新する。

  前期業績は、主力の注文住宅で太陽光発電システムや屋上庭園などを搭載する新製品を相次いで発売、テレビCMも積極化したことで、受注棟数が、前々期比23%増の2075棟、売上棟数も28%増の1752棟と伸びたことなどが寄与した。今期業績は、直営住宅展示場を87カ所から101カ所へ増設して受注棟数を2492棟に拡大、さらにFC展開の展示場も11カ所から16カ所に増設、400棟の受注を計画、ソーラパネル搭載率が60%を超える高付加価値化も加わって続伸する。

  連続の過去最高純利益更新で配当も、前期に36円と株式分割権利落ち換算で実質増配したが、今期も46円に連続増配する。

  株価は、好決算発表で昨年来高値を更新し、長大下ヒゲで990円まで下値を探り、1100円台を固めてきた。PER5倍台の超割安修正に拍車がかかろう。(本紙編集長・浅妻昭治)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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