三井不動産、台湾北部最大級の本格的アウトレットモールを開発

2013年2月28日 13:20

 三井不動産は27日、台湾北部の新北市に同地域最大級のアウトレットモールを開発すると発表した。新北市の入札に三井不動産が応札し、今回事業者として選定された。2017年の開業を予定している。なお、今回の開発計画は三井不動産にとって台湾における初の事業となる。

 同物件は、台北中心部から車で約30分、国際空港の桃園空港から車で約20分の距離にあり、2013年開業予定の地下鉄「林口」駅やバス停留所も近くにある交通至便なロケーションに位置している。また、新北市政府が開発を推進する「林口特定区」の中心に位置し、将来的には特定区で35万人の居住人口を見込んでおり、今後の発展が期待される地域となっている。

 アウトレット施設としては、約200店舗規模のラグジュアリーからインターナショナル、スポーツカジュアルまで幅広いファッションブランドを誘致する予定。また、シネマコンプレックスやスーパーマーケット、多様な飲食店舗なども整備する予定で、周辺居住者から観光客までの幅広い客層・ニーズに応える商業施設を目指す。

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