【銘柄診断】アドバンスト・メディアは音声認識ソフトの拡大で来期黒字転換も
2013年2月26日 10:04
<銘柄の見所>
アドバンスト・メディア <3773> (東マ)は2月15日のボトム4万9400円から2月21日には5万8000円まで買い進まれたが、今一つ伸びきれず、再び調整局面に入っている。ただ、これは1月29日の高値6万6000円からの整理局面におけるダメ押し形成場面と判断でき、株価の本格反騰が近いパターンだ。
同社は音声認識ソフトの開発を行っているが、昨年12月にKDDI(au)と共同でスマホを使った音声認識サービスを始めており、その拡販が進んでいる。ただ、人件費負担などの費用がかさみ、今2013年3月期は営業損失1億5500万円(前期2億9000万円の損失)と低調な見通しだ。
株価は中期的には昨年10月31日からの調整トレンドにあるが、その要因は足元の業績低迷。しかし、音声認識ソフトの拡大により、来期は黒字確保が有力視されており、株価の戻り波動への転換を導いていく材料になりそう。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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