【銘柄診断】ダイフクに評価機運が高揚、中国、メキシコなど海外も戦力化

2013年2月25日 09:44

<銘柄の見所>

  ダイフク <6383> が早くも盛り返し、再び新展開に入ってきた。今2013年3月期の第3四半期累計決算の好調、今期通期の増額修正発表を受け、2月18日に647円の高値を示現し一呼吸入れていたが、22日には654円と早くも再度高値を更新する力強い動きを見せている。

  18日の高値ではまだ実態再評価は不十分との見方が強いことが背景にある。決算発表とともに明らかになった中期計画の見通しなどを踏まえ、証券会社が強気のレーティングを継続し、目標株価を550円から840円に大幅に引き上げ、見直し人気の流入に拍車をかけたようだ。

  同社は立体自動倉庫やコンベヤなど、搬送・保管に用いられるマテリアルハンドリングシステム・機器のメーカーで、世界でもトップクラスのシェアを持つ。自動車関連業界向けの好調で今期の営業利益は60億円から63億円(前期42億1700万円)に引き上げられた。中国でのクリーンルームの増勢をにらみ現地法人を設立、メキシコでも自動車生産ライン向けの現地法人を設立、来期は増益幅がさらに広がることが予想されている。(株式評論家・隆盛)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)

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