富士通研、CPU間データ通信で世界最高速を実現 32Gbpsの高速データ伝送

2013年2月19日 12:06

 富士通研究所とFujitsu Laboratories of America, Inc.は18日、次世代サーバのCPU間などのデータ通信において、世界最高速の毎秒32ギガビット(Gbps)の高速データ伝送が可能な送信回路、損失補償回路、受信回路を開発したと発表した。

 近年、CPUの高性能化にともないサーバのデータ処理能力が著しく向上しており、チップ間やボード間のデータ送受信の高速化が求められている。今回、新方式の送受信回路、および伝送路での信号品質の劣化を補償する損失補償回路により、CPU間データ通信において従来の約2倍の高速化を実現した。同技術により、今後次世代サーバやスーパーコンピュータなどの性能向上に貢献することが期待される。

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