NASA、ロシアの隕石は地球近傍小惑星「2012 DA14」と関係ない
2013年2月16日 11:45
アメリカ航空宇宙局(NASA)は2月15日、ロシアに落下した隕石について、同日に接近した地球近傍小惑星「2012 DA14」との関係はなく、単なる偶然だと発表した。
発表によると、2月15日にロシアに落下した隕石は地球近傍小惑星「2012 DA14」の軌道とは正反対で、全くの関連性がないという。
また、ロシアに落下した隕石は1908年に起きた「ツングースカ大爆発」以降で最大で、秒速約18キロメートルの速度で大気圏に突入した。大気圏突入する前の大きさは約15メートル、重さ約7000トンと推定しているが、今後のデータで修正する可能性もあると説明している。
写真=NASA。
■Russia Meteor Not Linked to Asteroid Flyby
http://www.nasa.gov/mission_pages/asteroids/news/asteroid20130215.html
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