三菱自や三菱商事、ミャンマーでアフターセールス事業開始へ

2013年2月15日 16:12

 三菱自動車工業、三菱商事、Yoma Strategic Holdings Ltd.、並びにFirst Myanmar Investment Company Ltd.は15日、ミャンマーにおける三菱自動車のアフターセールス事業に関する覚書を締結したと発表した。

 4社は今回の覚書締結を受けて、ミャンマーでのアフターセールス事業の開始に向けた検討を進めていく。具体的には、ヤンゴン、マンダレー、首都ネピドーの三大都市に三菱自動車のサービスショップを順次開設していくことを計画しており、同国内における三菱車ユーザーへのサポート体制の早期確立を目指す考え。

 ミャンマーでは、近年の自動車輸入規制の緩和以降、数多くの三菱車が中古車市場を通じて流通しているが、三菱自動車の事業基盤がない同国ではメーカーとしてのサポート体制が整っていないため、アフターサービス体制の整備が喫緊の課題となっていた。既にSUVメーカーとして高い評価を得ている三菱自動車のユーザーサポート体制を確立することによって、更なる信頼性の向上、ブランド構築を図るとともに、ミャンマー国内での自動車市場の拡大、発展に貢献していく考え。

関連記事

最新記事