Opera、レンダリングエンジンをPrestoからWebKitへ移行すると発表

2013年2月14日 13:43

take-ash 曰く、 Opera SoftwareがブログにてレンダリングエンジンをPrestoからWebKitへ移行すると発表した(GIGAZINEの記事)。また、JavaScriptエンジンはV8になるという。

 まずモバイル向けを先に開発し、デスクトップ版はその後になる、としている。エンジンは入れ替わるが、ユーザ体験としては従来通りであり、これまでは正常に表示されなかったページ等が正しく表示されるようになる。拡張機能については、既存のものを変換するコンバーターが開発中であり、新しいOperaでも動作する予定である。

 Webkit化の理由として、1995年頃はWeb標準を決定しようとするNetscapeやInternetExplorerに対抗するために独自のレンダリングエンジンが必要であったが、Web標準がHTML5となり相互運用性が高まったことを挙げている。

 これまでOperaからタブ機能、スピードダイアル機能、データ圧縮による高速化など様々な新機能を実装してきたが、今後はWebKitの開発に参加することで引き続きWebに貢献していく、としている。

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