日立、中容量ガスタービンシステム試験設備で定格出力40MWを達成
2013年2月14日 13:56
日立製作所は14日、一般財団法人電力中央研究所、住友精密工業と共同で開発を進めている新型ガスタービンAHAT(Advanced Humid Air Turbine)システムにおいて、40MW級総合試験設備での定格出力を達成したと発表した。
同設備の運転により、AHATシステムを中容量ガスタービン向けの主要機器で構成できることを世界で初めて検証した。今後様々な条件での運転特性、機器の信頼性を確認しながら、実証機に向けたスケールアップ技術の開発、実証機への反映等を行い、中小容量クラス(~200MW級)の高効率ガスタービン発電システムの実用化を目指す。