ユニクロがインドネシアに進出、三菱商事とファストリが合弁会社設立

2013年2月13日 13:12

 ファーストリテイリングと三菱商事は13日、インドネシアにおけるユニクロの店舗出店を通じた事業展開のため、合弁会社を設立することに関して基本合意を締結したと発表した。合弁会社の出資比率はファーストリテイリング75%、三菱商事25%。

 今回、両社はインドネシアでの合弁会社設立により、2013年夏にユニクロのインドネシア1号店の出店を行うと共に、今後両社のノウハウを最大限に活用し、早期の事業拡大を図っていく。

 ファーストリテイリングは、2002年からアジアにおけるユニクロの出店を開始し、中国、香港、韓国、台湾、シンガポール、マレーシア、タイ、フィリピンへと店舗網を拡大し、2013年1月末のアジアにおける店舗数は338店に達している。三菱商事は1954年よりインドネシアでの事業を開始し、現在エネルギー、自動車、化学品関連等43社の事業投資先を持ち、幅広く事業展開を行っている。また、両社は2011年にタイにおいても合弁会社を設立し、タイにおけるユニクロ事業は2013年1月末現在6店舗まで拡大しており、計画通り好調な業績をあげている。

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