1月の全国企業倒産件数は934件、過去20年間で最少に
2013年2月12日 13:33
東京商工リサーチは8日、2013年1月度の全国企業倒産状況を発表した。発表によると、1月の負債総額が1000万円以上となった全国企業倒産件数は934件、負債総額は2,246億1,500万円だった。倒産件数は前年同月比5.1%減で、負債総額は同35.7%減となった。
倒産件数、負債総額共に1月としては過去20年間で最少を記録した。一方、法的倒産の構成比は過去最高の84.4%となった。
燃料価格の高まりの影響で、産業別では運輸業の倒産状況が4か月連続で前年同月を上回る結果となった。
東日本大震災に関連した倒産件数は32件、円高に関連した倒産件数は9件となった。企業規模では倒産した934件すべてが中小企業だった。