【狙い場・買い場】日本金銭機械は「アベノミクス」や「金」高騰も材料に
2013年2月2日 07:10
日本金銭機械 <6418> (大1)=100株単位=は第3四半期の決算発表を2月14日に予定。貨幣処理機や紙幣識別期などの大手で、海外売上高が全体の5割近いため、為替差益が注目点のひとつ。今3月期の業績見込みは好調で、第2四半期の段階で、今3月期の連結業績予想を売上高230億円(前期比3.9%増)、営業利益14億円(同33.0%増)、純利益9億円(同15.6%増)。1株利益は33円36銭。これが上ぶれる期待が強まっている。
株価は昨年10月の620円、11月の621円を下値に上昇基調を続け、本日の終値は818円(3円安)。PERは24倍に達するものの、この背景には、「アベノミクス」本格化によって貨幣・紙幣の流通量の増加の可能性があること、金相場の歴史的高値により、純金コインなどの発行増加の可能性があること、などの期待があるようだ。一方で、1株純資産との比較になるPBRは0.9倍台のため、市場平均からみて割安感が強い。(ステルス)(情報提供:日本インタビュ新聞社=Media-IR)
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