サムスン電子、ポップなカラーバリエーションが特徴の「Galaxy Pop」を韓国で発売開始

2013年1月31日 17:37

 サムスン電子は30日、4.65インチ画面を搭載したスマートフォンGalaxy Pop(SHV-E220S)を、韓国通信事業者SKテレコムを通じて発売すると発表した。

 流行に敏感な若年層の消費者をターゲットにした同製品は、ポップで豊富なカラーバリエーションが特徴で、ホワイトモデルをスタートに、グレー、オレンジなど順次展開していく予定だ。

 製品は厚さ 9.05㎜、重量133.9gとスリムで軽量。

 1.4GHzクアッドコアチップと、Androidの最新バージョンOS(Jelly Bean)を搭載。

 4.65インチSuper AMOLEDディスプレイ、800万画素カメラ、2100mAh大容量バッテリー、近距離無線通信(NFC)、GPS機能、Bluetooth v3.0などのスペックを取り揃えている。

 音声、映像、データを同時に楽しむことができる“リアル LTE”を支援しており、「スマートステイ」「Sビーム」「ポップアップビデオ」など、Galaxy SⅢとGalaxy NoteⅡに搭載された機能やコンテンツサービスも利用できる。

 また、「リーダーズハブ」「ビデオハブ」「ランニングハブ」など、サムスン独自のコンテンツサービスも楽しめる。

 Galaxy Popの発売開始により、サムスン電子は4.7インチ(Galaxy SⅢ)と5インチ(Galaxy Grand)、5.5インチ(Galaxy NoteⅡ) など、画面の大きさ別に様々な製品ラインナップを取り揃えたことになる。

 ただ、同製品を独占的に販売するSKテレコムの営業停止が1月31日から始まることを考慮し、Galaxy Popは当分の間、新規や番号ポータビリティではなく機種変更用として取り扱われる見込みだ。

 これに先立ちSKテレコムは、現在一つの製品を18カ月以上使用している加入者が機種変更する際に、27万ウォンの割引を行う「親切な機種変更」キャンペーンを実施する予定だと発表した。

 製品価格は70万ウォン台後半(約6万2,000円~)で、専用フリップカバーが数量限定で提供される。

 サムスン電子関係者は、「Galaxy Popは若年層の流行に敏感な消費者が、自分たちの個性を表現できる製品。今後も消費者の様々な趣向を反映したスマートフォンを発売していく計画だ」と伝えた。(翻訳:中川)

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