12月の鉱工業生産指数、2か月ぶり上昇 基調判断を上方修正

2013年1月31日 14:43

 経済産業省が31日発表した2012年12月の鉱工業生産指数(2005年=100、季節調整済み)の速報値は、前月比2.5%増の88.9だった。上昇は2か月ぶり。基調判断は「総じてみれば、生産には下げ止まりの兆しがみられる」に上方修正した。

 業種別では、輸送機械工業(普通乗用車など)、一般機械工業(半導体製造装置など)、電気機械工業(開閉制御装置など)等が上昇し、電子部品・デバイス工業(モス型半導体集積回路など)、精密機械工業(精密測定機など)、窯業・土石製品工業(ファインセラミックスなど)等が低下した。

 製造工業生産予測調査では、1月が2.6%増、2月が2.3%増と、1、2月とも上昇を予測している。

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