船井電機、蘭フィリップスの音響・映像機器事業を約180億円で買収

2013年1月29日 17:53

 船井電機は29日、本日、オランダの電機・家電製品メーカー「フィリップス」のライフスタイル・エンターテイメント事業(音響・映像機器などの開発・設計、販売及び一部製造を行っている)を承継する会社の全株式を、フィリップスより取得することについて合意したと発表した。同事業の買収額は、株式取得額172億5000万円にアドバイザリー費用等を合わせて合計約180億円となる。なお、取得費用は全額自己資金を充当する予定。

 フィリップスは、2013年度上半期にライフスタイル・エンターテイメント事業を承継・統括させる法人として新設会社を設立すると同時に、新設会社の傘下に各地域において同事業を行う現地法人等の拠点を設立する。その後、当該拠点が現在フィリップス傘下で行っている同事業の機能を承継する。船井電機は、株式引渡期日(2013年中の予定)において新設会社の株式を取得することにより、ライフスタイル・エンターテイメント事業を傘下に収める予定。

 なお、船井電機とフィリップスは、新設会社において「フィリップス」ブランドを継続的に使用することを目的として、当初契約期間を5年半とする商標使用に関するライセンス契約を締結する予定。同契約においては、船井電機はフィリップスに対して一定料率のライセンス料を支払うことを予定している。

 船井電機は、2008年9月に米国及びカナダにおけるフィリップスの民生用テレビの供給、配送、マーケティング及び販売活動を担うブランドライセンス契約を締結したのに続き、2012年7月にフィリップスが設計及び開発したライフスタイル・エンターテイメント事業の製品を米国、カナダ及びメキシコにて販売する契約をフィリップスと締結した。

 船井電機は、今回の取引によりライフスタイル・エンターテイメント事業を承継することから、同社グループの取扱製品群の拡充と、欧州の先進国に加えアジアや南米などの新興国を含めた販売地域の拡大が可能となる。

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