政府 来年度GDP 実質2.5%成長見込む

2013年1月29日 11:00

 政府は28日の臨時閣議で平成25年度の経済見通しについて「世界経済の緩やかな回復が期待される中で、経済財政運営の基本的態度における施策推進により、着実な需要の発現と雇用の創出が見込まれ、景気の回復が進んでいくと考えられる」とする内容を了解した。

 菅義偉官房長官は記者会見で「来年度のわが国の国内総生産(GDP)の実質成長率は2.5%程度、名目成長率で2.7%程度、消費者物価上昇率は0.5%程度になると見込まれる」と語った。

 そのうえで「欧州の政府債務問題、対外経済の不確実性、為替市場の動向、電力供給の制約などに留意する必要がある」と述べた。

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