日航、露S7航空と極東ロシア路線でコードシェアを開始
2013年1月29日 10:44
日本航空(JAL)は28日、同社とワンワールド・アライアンスメンバーであるロシアのS7航空(S7)が、2013年1月30日よりS7の運航する成田=ウラジオストク線、成田=ハバロフスク線においてコードシェア(共同運航)を開始することを決定したと発表した。予約・販売は1月29日より開始する。また、2月15日よりS7は、JALが運航する成田発着の日本国内線においてコードシェアを実施する。
S7はロシアを代表する航空会社であり、その国内線ネットワークはロシアで最大規模を誇る。モスクワ・ドモジェドヴォ空港を拠点として、ロシア国内の45都市を含め、ヨーロッパ、中東、アジアの20ヵ国、80以上の都市へ、ボーイング737-800/400型機、767-300ER型機、エアバス320/319型機を用いてフライトを運航している。
JALはこれまでにも成田=モスクワ・ドモジェドヴォ線の運航を通じてロシアへのネットワークを顧客に提供してきたが、今回のS7とのコードシェアにより、成田から直行便でウラジオストク、ハバロフスクの2都市へとロシア域内へのネットワークを広げることになる。