ジェットスターが国内5路線に新規就航、東京-鹿児島や名古屋-札幌など

2013年1月22日 19:37

 格安航空会社(LCC)のジェットスター・ジャパンは22日、本日、国内線の夏期運航スケジュールにおける路線便数計画(2013年3月31日~2013年10月26日)を決定し、国土交通省に申請したと発表した。

 今回、東京(成田)=大分(大分)、東京(成田)=鹿児島(鹿児島)、名古屋(中部)=福岡(福岡)、名古屋(中部)=札幌(新千歳)、名古屋(中部)=鹿児島(鹿児島)の国内5路線に新規就航する計画。鹿児島線の2路線は5月31日から、それ以外の3路線は3月31日から運航開始する予定。いずれの路線も1-2往復/日の運航となる。運賃は、東京-鹿児島で4,590円から、名古屋-札幌で5,090円からなど。

 また、既存路線については、東京(成田)=札幌(新千歳)を現行3往復/日から4-6往復/日に増便する一方、東京(成田)=大阪(関西)や大阪(関西)=札幌 (新千歳)など関西国際空港の発着路線は減便する。関空では同業のピーチ・アビエーションと競業しており、シェアの拡大は難しいと判断した模様。また、東京(成田)=福岡(福岡)、東京(成田)=沖縄(那覇)もエアアジア・ジャパンと競業することからそれぞれ減便する予定。

 ジェットスター・ジャパンの鈴木みゆき社長は、「ジェットスター・ジャパンは、LCCとして初めて中部国際空港に就航する予定。東京、大阪に次ぐ日本三大都市圏のひとつである名古屋における運航開始により、これまで以上に潜在的な旅行需要を喚起できると考えている。また、札幌、大阪、福岡、沖縄、東京に加え、大分や鹿児島のような魅力的な国内観光地への就航で、より幅広いお客様にLCCの魅力を訴求できると思う。今後も国内路線拡充により、お客様へ更に多くの選択肢をご提供できるよう努力し、新規旅行需要による地域観光業と経済の活性化を通じて、日本経済の振興にも貢献したいと思う」とコメントしている。

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