日本ペイントに海外企業が買収提案、総議決権数の44.94%取得へ
2013年1月22日 11:20
日本ペイントは22日、ニプシー・インターナショナル・リミテッド(NIL)から、日本ペイントが発行する株券等の大規模買付行為に関し、1月21日付で提案書を受領したと発表した。
同提案書においては、NILが日本ペイントの発行済普通株式を8,000万株(総議決権数の30.33%)取得することを目指して買い付けること、NILが日本ペイントの発行済普通株式8,000万株を買い付けた場合にはNILの関連会社であるファースト・インダストリーズ・コープが既に保有している日本ペイントの普通株式3,851万6,000株(総議決権数の14.60%)と合算して1億1,851万6,000株(総議決権数の44.94%)となること、NILが日本ペイントの「当社株式の大規模買付行為に関する対応方針(買収防衛策)」(大規模買付ルール)を遵守すること等が記載されているという。
日本ペイントの取締役会は、大規模買付ルールに基づき、同社の企業価値・株主共同の利益の観点から同提案を検討し、株主に対して必要と判断する情報を提供していく予定だという。