三菱電機、宇宙事業における費用の過大請求問題で約154億円を返納
2013年1月21日 12:46
三菱電機は18日、電子システム事業本部の宇宙事業における費用の過大請求について、内閣衛星情報センター、宇宙航空研究開発機構(JAXA)及び情報通信研究機構、それぞれから返納金の請求を受け、総額154億3657万1720円を納付したと発表した。
これに伴い、内閣衛星情報センター及び情報通信研究機構から三菱電機への指名停止措置、並びに宇宙航空研究開発機構から三菱電機への競争参加資格停止措置は1月18日で解除された。
なお、この返納金納付に伴う2013年3月期の連結業績への影響は、昨年12月21日に公表した「通期業績予想の修正に関するお知らせ」に織り込み済みであり、連結業績予想の新たな修正はないという。