マツダとフィアット、アルファロメオ車の生産に向けた事業契約を締結

2013年1月18日 17:05

 マツダとフィアットグループオートモービルズは18日、2012年5月23日に合同発表した協業に関して、本日正式に事業契約を締結したと発表した。これに伴い、マツダは2015年より、フィアット傘下のアルファロメオ向けオープン2シータースポーツカーをマツダの本社工場で生産する。

 アルファロメオ向けの新商品は、グローバル市場をターゲットとして、次期「マツダロードスター(海外名:Mazda MX-5)」のアーキテクチャをベースに開発される。この合意により、マツダとフィアットは独自のデザインでそれぞれのブランドを代表するFRアーキテクチャの2シーターオープンカーを導入することになる。また、それぞれの商品は独自のエンジンを搭載する。

 今回の契約締結により、マツダはオープン2シータースポーツカーの開発および生産効率の向上を目指す。また、フィアットとの協業により、同セグメントの活性化への貢献も期待しているという。一方フィアットは、この協力関係によって伝統あるアルファロメオの2シーターオープンカーに最新技術を通じてモダンなテイストを吹き込んだ商品を提供できるようになり、同ブランドがすでに公表している2016年の目標達成を促進できるようになる。

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