「優秀なソフト開発担当者」、実は自分の仕事を勝手にアウトソーシングしていた
2013年1月18日 12:20
ある Anonymous Coward 曰く、
米国のある重要インフラ企業に勤めていたソフトウェア開発者が、長年にわたって自分の仕事を中国瀋陽市の企業に安価でアウトソーシングしていたという事件が発覚した、というこぼれ話を米通信大手の Verizon が紹介している (Verizon Business Security Blog の記事、ITmedia ニュースの記事より) 。
この開発者は 40 代半ばで C, C++, perl, java, Ruby, php, python に精通した (という評価の) 人物で、勤務時間中は Reddit を閲覧したりぬこ動画に興じたり Ebay を眺めつつ Facebook や LinkedIn を更新して九時五時の生活をしていた。彼の年収の数十万ドルのうち 1/5 は中国企業に支払われており、アウトソーシングした仕事の成果によって「社内でも優秀な開発者」と評されていたという。
VPN のログから発覚したということだが、アウトソーシング先が優秀だったのか、この人物のマネージング能力が優秀だったのか、なかなか判断に困るところである。
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